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取引先をどうやって見つけていったのか?【営業経験ゼロでした】

どうやって取引先を見つけていったのか?のイメージ1

取引先を開拓したくても、僕自身、営業したことがありませんでした。
電話対応ひとつとってみてもわからなかったんです。

でも僕なりに工夫して、今では30近くの取引先とお付き合いさせていただいています。
本当にありがたいです。

そんな僕がどうやって取引先を見つけていったのか?をお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください。

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取引先とどう出会えたのか?

まずは、僕が取引先とどう出会えたのか?ということを具体的にご紹介します。僕が出会えた取引先は主に以下の4つのパターンです。

  • バイト先
  • マルシェ
  • ネット問い合わせ
  • 農家さんからの紹介

それぞれ詳しく見ていきましょう。

バイト先

僕は農業を始める前に、色々なバイトをしていました。その中で、飲食店やスーパーなどの食品関係のバイトが多かったんです。そこで知り合った人たちが、後々僕の取引先になってくれました。

例えば、あるカフェでバイトしていた時に、オーナーさんが野菜好きだったんです。
僕が農業を始めると聞いて、「ぜひ自分のカフェで使わせてほしい」と言ってくれました。
それからは定期的に野菜を納品させてもらっています。

バイト先で出会えた理由は、そこに何ヶ月もいるわけで距離が近かったからです。
自分のことを知ってくれていましたし、信頼関係も築けていました。

それが大きなポイントだと思います。

マルシェ

マルシェというのは、農産物や手作り品などを直接販売するイベントです。
僕は2年目からマルシェに参加するようになりました。

そこで出会ったお客さんや他の出店者さんが、取引先になってくれました。

例えば、あるレストランのシェフがマルシェに来て、僕の野菜に興味を持ってくれました。
その場で試食してもらって、味や鮮度をアピールしました。

それからは連絡先を交換して、レストランに野菜を卸すようになりました。

マルシェで出会えた理由は、目の前で雑談をお互いすることで自然と距離が近くなったからです。
自分のことを知ってくれましたし、野菜の魅力も伝えられました。
それが大きなポイントだと思います。

どうやって取引先を見つけていったのか?のイメージ2

ネット問い合わせ

ネット問い合わせというのは、僕のホームページやブログに来てくれた人が、メールや電話で問い合わせてくれることです。
僕はホームページやブログで、農業のことや野菜のことを発信しています。
そこで出会った人が、取引先になってくれました。

例えば、ある食品メーカーの担当者がブログにコメントしてくれました。
僕の野菜について詳しく知りたいと言ってくれました。

それからはメールでやりとりして、サンプルを送ったり、打ち合わせをしたりしました。
それからは定期的に野菜を注文してくれています。

ネット問い合わせで出会えた理由は、ホームページやブログの情報で一方的に知ってくれていたからです。
パラーソーシャルな関係になってくれていました。

自然と距離が近かったですし、自分のことを知ってくれていました。
それが大きなポイントだと思います。

農家さんからの紹介

農家さんからの紹介というのは、僕と同じ農業をしている人が、取引先を紹介してくれることです。
僕は農業を始めてから、色々な農家さんと交流するようになりました。

そこで出会った人が、取引先になってくれました。

例えば、ある農家さんが僕の野菜を気に入ってくれて、「このスーパーに売ってみない?」と言ってくれました。
そのスーパーはその農家さんとも取引していたんです。

それからはその農家さんに紹介してもらって、スーパーに野菜を卸すようになりました。

農家さんからの紹介で出会えた理由は、紹介した農家さんのことを信頼していたからです。
だからこの農家さんからの紹介なら間違いないだろうと安心できたんです。

ゆえに自然と距離が近かったですし、自分のことを知ってくれていました。

それが大きなポイントだと思います。

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取引先と出会えなかったところは?

逆に、僕が取引先と出会えなかったところはどんなところだったか?ということもお話しします。僕が出会えなかった取引先は主に以下の3つのパターンです。

  • 商談会
  • 異業種交流会
  • 雑誌広告

それぞれ詳しく見ていきましょう。

商談会

商談会というのは、農産物や食品関係の企業や団体が集まって、商売の話をするイベントです。僕も何回か参加してみましたが、なかなか成果が出ませんでした。

出会えなかった理由は、堅苦しさがあったからだと思います。
商談会では、スーツを着て名刺を交換したり、プレゼンをしたりするのが一般的です。

僕はそういう雰囲気に慣れていなくて、緊張してしまいました。
相手もそんな僕に興味を持ってくれませんでした。

商談会では、自分のことを知ってくれる前に、商品や価格や条件などの話になってしまいました。
それでは、自分の野菜の魅力や想いを伝えることができませんでした。

距離が遠かったですし、信頼関係も築けませんでした。
それが大きなポイントだと思います。


異業種交流会

異業種交流会というのは、色々な業種の人たちが集まって、情報交換や人脈作りをするイベントです。僕も何回か参加してみましたが、なかなか成果が出ませんでした。

異業種交流会で出会えなかった理由は、関係性が薄かったからだと思います。
色々な人と話すことはできますが、その中で本当に自分の野菜に興味を持ってくれる人は少ないです。

ほとんどの人は他の目的や用事があって来ているので、深く話すことはできませんでした。

自分のことを知ってくれるよりも、自分の業種や職種や役職などの肩書きに注目されてしまいました。
それでは、自分の野菜の魅力や想いを伝えることができませんでした。

関係性が薄かったですし、信頼関係も築けませんでした。
それが大きなポイントだと思います。

雑誌広告

雑誌広告というのは、農産物や食品関係の雑誌に広告を出すことです。
僕も何回か試してみましたが、なかなか成果が出ませんでした。

出会えなかった理由は、情報量が少なかったからだと思います。
雑誌広告では、自分の野菜の写真や名前や連絡先などを掲載することはできますが、それだけでは相手に伝わりませんでした。

相手もそんな僕に興味を持ってくれませんでした。

なぜなら自分のことを知ってくれる前に、他の広告や記事に目移りしてしまう可能性が高いです。
それでは、自分の野菜の魅力や想いを伝えることができませんでした。

情報量が少なかったですし、信頼関係も築けませんでした。
それが大きなポイントだと思います。

取引先を見つけるイメージ4

まとめ

以上が、僕が取引先を見つける方法と、見つけられなかったところのお話でした。要約すると、以下のようになります。

  • 取引先を見つけるには、自分のことを知ってくれて、距離が近くて、信頼関係が築けるところに出向くことが大切です。
  • 取引先を見つけられないのは、自分のことを知ってくれなくて、距離が遠くて、信頼関係が築けないところに行ってしまうことが原因です。
  • 取引先を見つけるためには、とにかく畑の外に出ることが重要です。畑の外に出ることで、自分の野菜の魅力や想いを伝える機会が増えます。SNSも畑の外へ出る行為に近いです。

終わりに

いかがでしたか?

初めて取引先を見つけるときって、本当にドキドキしますよね。
この経験談が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
参考になりましたら幸いです。

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ご覧いただきまして、ありがとうございました。

written by 農業、始める

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