農家を始めようと思う人に。リアルな経験に基づく、よりよい情報を。

最新情報NEWS



新規就農と雇用就農の違いは?

新規就農と雇用就農の違いは?1

「雇用就農ってなんとなくわかるけど、新規就農とどう違うの?」
「ゼロからならどっちを選ぶべきかな?」
って思いますよね。

自分もそうでして、ゼロから始めて15年近く農業やってきました。
その中で自分の経験や他の人とお会いする中で、僕なりに一番リスクが少なく楽に就農する場合を考えてみました。

ですので、今回のお話から、きっと失敗しないで順調に農家になれるヒントになればと思います。

農業に転職しようかとお悩みのあなた、
どう就農しようか不安なあなた
にとっても
参考になれば幸いです。

新規就農と雇用就農の違いについて(ひとつめ)

新規就農とは

結構、広い意味合いで捉えられがちです。
どんなかんじで?

  • 自ら畑を持って営農し出す人
  • 実家に就農する人
  • 法人などに入社して営農する人

でも厳密にいうと、新規就農とはゼロから畑を持って就農する人のことを指します。

雇用就農とは

こちらはサラリーマン扱いです。
給与をもらいながら営農する人のこと
雇用先は?

  • 農業法人
  • 個人農家

話を振り返っておきますと、
新規就農とはゼロから畑を持って営農する人
雇用就農とは給与をもらいながら営農する人

新規就農と雇用就農の違いは?2

ゼロからならどちらを選ぶべき?(ふたつめ)

雇用就農を強くオススメします。
さらに言えば、農業がメインで稼いでる法人。

理由としては、

  • 確実な収入
  • 技術を学べる
  • 畑のあっせん
  • 農機具の譲りうけ

お金もらいながら、稼ぐ農業スキルが身について、地域にも馴染むから畑や農機具の話も舞い込みやすいですよね。

僕自身もまさにこれでした。
農機具には縁に恵まれませんでしたが…

話を振り返っておきますと、
ゼロからならどちらを選ぶべき?
雇用就農を強くオススメします。

新規就農と雇用就農の違いは?3

すぐに新規就農したい場合は?(みっつめ)

ここまで聞いて、「じゃあいきなり新規就農はダメなのか?」「でも、すぐにでも自ら農業やりたい!」って思ったりしますよね。
逆に僕はすごいと思います。
とてもじゃないけど、僕にはその勇気はありませんでした。
その理由としては、

  • 収入の心配
  • 技術がない
    ところが不安になります。

ただここも条件や解決策があれば可能性はありますし、実際にそうしてる方がいます。
どう不安を解決できるのか?

収入の心配

  • 2、3年の生活費がある
  • バイトをしながら

技術がない

  • 農家さんのもとで研修しながら
  • 地域の講習会へ参加

就農時、どこに焦点を当てるべき?(よっつめ)

ここまで聞いて、どちらの場合であっても
いかに技術を学べるかが重要だと考えてます。
技術にもいろいろあります

  • おいしいものを作る技術
  • 効率よく育てる技術
  • お金にする技術

その技術の種類が多ければ、今後農業していく上で役立つときが来ます。
なので、いろんな人の栽培方法や考え、圃場に足を運ぶことでたくさんの学びがあなたを強くしていくと思います。

新規就農と雇用就農の違いは?4

これから実家の農業を継ぐ人は?(いつつめ)

これから実家のあとを継ぐ予定の人に向けて、僕が思う最良の選択は、
先ほどの内容と同じですが、実家に入る前に、他を経験することだと思います。

なぜなら、実家に一度入ってしまったら、もう他の人と一緒に農業することはほぼありません。
ずっと家族と一緒なので、考え方、栽培方法が単一になってしまいます。
それよりは一度、他の農園で営農して身をもって経験値を積むと、視野が広がると思います。

講習会とか本とかで学ぶのは?

それは実家に入ってからでも出来ます。
年間通じて、他の人の農園で働いてみると価値観や技術が深く体に染み込んで、それをもとにご実家に入ると客観的に家族の営農スタイルを見ることが出来ます。
結果として、いいところ、悪いところが見えてきて改善、レベルアップが期待できると思います。 

終わりに

いかがでしたか?

こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
あなたにとって、僕のこれまでの学びや経験、考えが参考になれば幸いです。

それではまた別のコンテンツでお会いしましょう。
終わります。 

312人の購読者に加わりましょう

「もっと、農業に夢中になっちゃおう。」
みなさんに、もっと、農業に夢中になっていただきたい想いで、
いろんな農業に関する情報発信をしています。
【ゆびあぐり】のSNS一覧
https://lit.link/yubiagri

ご覧いただきまして、ありがとうございました。

written by 農業、始める


PAGE TOP