農地の貸し借りでよくある問題って?
「農地を借りるときって、どんな問題があったりする?」
「あとあとトラブルになってもイヤ…」
って思いますよね。
自分もそうでして、実際に厄介なトラブルになったことが何度かあります。
ですので、今回のお話から、問題が起きないように農地の貸し借りが執り行われるようになればと思います。
もうシンプルなことです。
これから畑を借りようとしているあなた、
就農して畑を拡大したいそんなあなた
にとっても
参考になれば幸いです
目次
農地の貸し借りでよくある問題は?
言った言わない問題です。
口頭だけの約束で、書面を交わしていないとき、たいがい起こりうる問題です。
これだけを聞くと、「そりゃちゃんと書面で交わしたり、行政に書類提出しないといけないよ」
って思われるかもしれませんが、確かにそうなんですよね。
ちゃんと書面で交わせられるんであれば、やはり交わすべきです。
ただ今回の言った言わない問題って、書面で交わすことが難しい場合についてでして、
「どういうときに書面で交わすのが難しいの?」というと、それが次の通りです。
- 所有者が他界してる
- さほど重要じゃないこと
1つずつ見ていきます。
所有者が他界してる
その畑の権利者は、他界された所有者のお子様ですが、そのお子様が70歳だとどうです?
さらにお孫さんにあたる代でも40代とかで、ひ孫まで権利者にあたります。
書面で契約する際、確か1/2以上の同意が無いとダメで、かなり労力がかかります。
ましては所有者のお子様に兄弟が3人とかいたら、もう現実的ではないです
どうしたらいい?
行政に提出しなくても、本人同士で書面を2部作成して、お互い1部ずつ持っておく。
第3者がいれば、なお心強いです。
さほど重要じゃないこと
(作業場つくるとき)(花粉をとるとき)(草刈りしちゃったとき)
「そこの端っこは、私のほうで草刈りしておくからね」って地主さんが言ったのに、
なかなか草刈りしにこなくて、挙げ句の果てには地主さんに
「なんであそこ草刈りしてないんだ!」って怒られました。
書面には書くほどではないことも、こういったトラブルがあったりします。
どうしたら?
- 事細かくそのときの状況を説明する
- スマホのレコーダーで録音
すこし手間ですけれども、あとあと自分自身も忘れないようにする意味でも大事だと思います。
終わりに
いかがでしたか?
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
あなたにとって、僕のこれまでの学びや経験、考えが参考になれば幸いです。
それではまた別のコンテンツでお会いしましょう。
終わります。
「もっと、農業に夢中になっちゃおう。」
みなさんに、もっと、農業に夢中になっていただきたい想いで、
いろんな農業に関する情報発信をしています。
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ご覧いただきまして、ありがとうございました。
written by 農業、始める