農作業してて怖い思いをしたことって?
「農作業の事故って危険なものもあるのかな?」
「ヒヤッとしたこととか多そう…」
って思いますよね。
自分もパッと思い浮かべただけでも3、4つはかなり記憶にのこる出来事がありました。
これらって、結局のところ「危険な状況を思い描けなかった」からだと思ってます。
逆にいうと、怖い状況が起こりうることを「知っていれば」、もっと慎重に対処できたのかと思ってます。
ですので、今回のお話から、農作業をするときに起こりうる危険な場面を予測できるようになり、あなたが事故や怪我から無縁の状態で、のびのびとした農業ライフを送れるヒントになると思っています。
目次
僕が経験したヒヤッとした農作業(ひとつめ)
次のとおりです。
- SSをアルミブリッジから落とす
- バックホーを横転
- 10尺の脚立のチェーンが外れる
- 乗用モアが炎上
- チェンソーで切った太枝が当たる
- 草刈り中、真後ろを車が
- のこぎりでを傷つける
SSをアルミブリッジから落とす
防除用の農機であるSSを、2トン車から下ろすときにアルミブリッジから脱輪させてしまって、下ろせなくなり…
ハンドル操作を誤ってしまったのが原因でした。
その後、そのまま2トン車を前に動かして、ブリッジとSSを落としてしまいました。
早朝5時でのお話。近所に大きな音が響き渡っちゃいました。
バックホーを横転
キャタピラの進行方向の真横側で穴を掘っていたら、そのまま後ろに横転しました。
バケットで大きな枝燃し穴を掘っていくうちに、思いっきり地面に突き刺したところ、
車体が傾いてしまいました。
このときは怪我なく済みました。
10尺の脚立のチェーンが外れる
3Mの3本足の脚立に登っていたら、登っている側と支えている側の足が開かないようにチェーンでつないでいたものの、
斜面だったため引っ掛かりが弱く、外れてしまい足が開いて落ちました。
落ちた場所が土の上だったこともあり、軽い打身で済みましたね。
乗用モアが炎上
枯れたナス畑で乗用モアで草刈りをしていたら、エンジン内部に徐々に溜まっていった枯れ草に引火して、エンジンが燃えました。
慌てて飛び降りて、すぐさま遠くへ避難。
水タンクを持って急いで消火させました。
チェンソーで切った太枝が当たる
脚立に登って太い枝をチェンソーで切っていたところ、切り終えた太枝が脚立の支えのほうの足に当たり、バランスを崩してしまいました。
まだ脚立は倒れなかったものの、チェンソー持った状態ではかなり危険でした。
草刈り中、真後ろを車が
刈払機で道路際の草を刈っていて、後ろにちょっと下がったところで車が走っていました。こちらは気づきませんでした。
顔にフェイスシールドをつけている分、視野が狭くなり、かつ刈払機のエンジン音が大きいため、
周りに配慮ができてませんでした。
のこぎりで手を傷つける
太い枝を切り終えたときに、押し込みながら右手でノコギリ持って切っていたので、そのまま切った枝を通り越して掴んでいた左手に当たってし、傷ついてしまいました。
それぞれの対処法(ふたつめ)
では実際にどうしたら良いのか、僕が対処したことはそれぞれ次のとおりです。
SSをアルミブリッジから落とす前に
エンジンの回転を上げずにゆっくりと。
後ろを見ながらミリ単位で下ろすつもりで。
バックホーを横転する前に
キャタピラーの進行方向にそって、深く掘りましょう。
10尺の脚立のチェーンが外れる前に
支えの足側についてるフックの、チェーンを入れる隙間をもっと無くしておくべき。
乗用モアが炎上する前に
定期的に乗用モア内部に溜まっている枯れ草を取り除いておく。
チェンソーで切った太枝が当たる前に
一気に切ろうとしない。少しずつ小分けにして切っていく。
草刈り中、真後ろを車がを通る前に
こちらが車に注意しつつも、ロードコーンを使って動けるエリアをわかりやすく。
のこぎりで手を傷つける前に
枝を切り終えそうになったら、のこぎりを力を加えず、ゆっくり動かして切るほうがいい。
終わりに
いかがでしたか?
今回は簡単ではありますが、紹介させていただきました。
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
あなたにとって、僕のこれまでの学びや経験、考えが参考になれば幸いです。
それではまた別のコンテンツでお会いしましょう。
終わります。
「もっと、農業に夢中になっちゃおう。」
みなさんに、もっと、農業に夢中になっていただきたい想いで、
いろんな農業に関する情報発信をしています。
【ゆびあぐり】のSNS一覧
https://lit.link/yubiagri
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
written by 農業、始める