長時間の草刈りから解放される方針をみつけた。
今、これをご覧のあなたの中で、「畑の草刈りをなるべく楽にしたい！」って思ったことありません？
炎天下の草が生い茂った畑で、重い刈払機を肩にかけて、
大きな音を立てながらケガをしないように慎重に草刈りをしてくわけですから、
体は疲れるし気疲れもするし、終わったらもうぐったり。
少しでも楽にやりたいじゃないですか？
「でもそんなやりかた、あるの？」って思いますよね。
あります。
これからお話しするたった３つのことを守るだけで、あなたの草刈りする時間が圧縮されて、
長時間労働から解放されます。
話の流れとしては、
前半：僕の当時のやり方
後半：まわりの農家さんのやり方
をお話しします。
ひとつ前提としては、僕はすもも農家なんで
乗用モアと刈払機を使って管理してますんでご了承ください。
目次
長時間の草刈りから解放される方針をみつけた。
おおまかに３つにまとめました。
- 月イチの草刈り
- 農作業前に全ての畑を行う
- 時間帯は午前中
月イチの草刈り
ちょうどこれくらいが、さっと終わらせられるぐらいの雑草の伸び具合です。
ひざ丈ぐらいの伸びです。
なんでひざたけぐらいがいいの？
- 乗用モアの負担が少ない
- 進む先が見通せる
乗用モアの負担が少ない
逆にこれ以上高くなると、モアがエンストしそうになって
負荷がかかっちゃいます。
これくらいの高さがもっとも効率的。
まきこめる雑草の幅もタイヤ幅半分以上いけます。（使用してるモアは１６馬力）
進むのが見通せる
これ当たり前すぎる話なんですが、
モアに乗った時に、目線以上に草が伸びてると、
「この先どんなかな…」
って不安になったり危なかったりします。
みなさんはこんなに伸ばすことは無いと思いますが…
でも夏場とか、膝丈以上に伸びたりするよ？
まだ許容範囲内です。
ただでさえ、農作業が忙しい夏場に、草刈りで時間取られてしまうと、
農作業がゴテゴテになってしまいます。
また、月イチでやるって決めておけば、気を揉むことが無くなります。
頭も楽になります。
月イチだと、雑草の穂が出て種ができて、雑草増えちゃうよ？
関係ないです。
モアで走れば、どんだけ雑草があろうとなかろうと、一回でリセットできます。
数は関係ないです。
特に、梅雨前に合わせられると最高。
なんで梅雨前？
雨が毎日降るし、梅雨の気温はあったかいから伸びやすい。
あと、なるべく雨の日はやりたく無いですよね。
以上、・月イチの草刈りの内容でした。
農作業前に全ての畑を行う
いろんな農作業、イベントごとを行う前に草刈りを行いましょう。
なんで？
摘果、袋がけ、収穫などある一定期間は要する作業については、
その作業に集中するためです。
摘果しながら、「伸びてるから草刈りしなきゃ…」って気を揉む必要はなくなります。
結果、作業が効率的になって、農作業もはかどります。
また、一気にすべての畑を草刈りした方が草刈りモードに集中できます。
結果、効率があがり短期間で草刈りを終えることができます。
これから農作業する畑ごとにやっちゃいけない？
他の畑が気になっちゃいますよね。
あそこの草伸びてるけど、行かなきゃ…って思いながら、今いる畑の作業に集中できません。
時間帯は午前中
涼しいうちにやったほうが効率的。
暑い中だとぐったりしながらで、結果として長時間の草刈りになってしまいます。
一日中やらないの？間に合わないよ?
もちろん、まだ暑くない季節なら一日中でも大丈夫ですが、
夏本番にはちょっと大変ですよね。
なので、
暑い時間帯はせめてモアにしましょう
前半まとめ
ここで一旦、ふりかえっておくと、
長時間の草刈りから解放される方法とは？
- 月イチの草刈り
- 農作業前に全ての畑を行う
- 時間帯は午前中
ということです。
まわりの農家さんのやり方
続いて、後半ですが、周りの農家さんはどんな感じなのかを紹介します。
というのも、お年寄りがほとんど。
自然に草の管理の仕方も、なるべく楽になるようにやってます。
では、どんなふうにやっているかと言うと、
特に共通しているところを一つだけお伝えします。
結論としては、
・乗用モアで刈って、刈り残しは除草剤
刈り残しって外周だけじゃなくて、木の根元もあるよね？
枯れない？
葉っぱが無いので、木が枯れる心配はありません。
ただもちろんですが、みなさんの栽培方針によっては
除草剤は使わない方もいらっしゃると思います。
あくまで、こういうやり方もあるということだけ参考になればと思います。
斜面とかは除草剤、大丈夫？
斜面はかけていないですね。
みなさんそこは刈払機で頑張ってやってます。
なんでかけちゃいけいないの？
雑草の根っこまで枯らしてしまうので、斜面がくずれやすくなるんですね。
つまり、雑草の根っこがあるから斜面が保たれているんです。
終わりに
いかがでしたか？
夏場の草刈りは、かなり体力が消耗されていくと思いますので、
みなさんこまめな水分補給と休憩をとりながらやっていきましょう。
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
参考になりましたら幸いです。
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written by 農業、始める