農業始めたいけど、やる気だけあって他に何も無いなら?
「土地もノウハウも何もかもない状態だけど、農業始めたい気持ちはあります!」
「全くゼロだけど、それでも農家になれるの?」
って思ったことありません?
こんにちは、ゆびです。
自分もまさにそうでした。
農業経験なし
農業経験はくだもの狩り、いちご狩り程度
実家は農家じゃない
農業の学校は行ってなかった
社会経験ゼロ
もちろん
畑なんてない
農機具もない
売り先もない
作業場もない
軽トラもない
ホント何もない
まっさらなゼロでした。
言うなれば、そんなに「農業やりたい!」っていうよりは「農業良さそう…」ってくらい。
今でこそ、15年近く農業やってきてどハマりしましたが、
なんで農家になれたのか?っていうのは明確な答え、僕の中で出ています。
目次
全くのゼロから始めても農家になれる?(ひとつめ)
先に結論をお伝えしますと、
なれます。
僕がそうです。ただし、やる気を強く持ち続けることが大事かと。
農業に限らずですけど、新たな事業や何かの行動を始めようとする人って、そのやる気が根本じゃないですか。
「こうしたい!」っていうやる気があるから、行動に移せるわけで、
いろんな辛いこと、苦しいことが出てきても「こうしたい!」ってやる気があるから乗り越えよう、解決しようとするわけですよね。
逆に、やる気がなかったら
「めんどい…」ってなって何もせず、ただただ生存してるだけになるわけで。
「農業始めたい」っていうやる気を強く持ち続けられたら、それくらいの強い気持ちで始めれば、全くのゼロから始めても農家になれます。
ここまで聞いて、「じゃあ、実際に具体的に何したら良いんだろう?」って思われると思いますが、
それが次の2つ目のチャプター、まずどうしたらいい?の内容に入っていきます。
農業始めたいなら、まずどうしたらいい?(ふたつめ)
まずやってみましょう。
知識や経験を積みましょう。
そこでまず試しに実際に農業やってみて、「もっとやる!」or「やっぱやめた」でいいんで。
実際に動いていくと、見えてくる景色があるんで。
最短で農家になる道は?
まず行くなら農業法人一択です。
ただし、農業部門がある法人じゃなくて農業メインでやってる法人で。
また、実際に生活費を稼がなきゃいけないので、仕事しながら実践的な稼ぎに行ってる農業を学べるのは農業法人のいいところだと思います。
いや先に知識が必要じゃない?
農業簿記とかあるでしょ?栽培の知識必要でしょ?
→やって困って勉強して成長してください。そっちのほうが断然早いです。
とにかくやって、そこで身につけてください。
農業学校は?
→知識や仲間は増えるのでおすすめ。でも学校出たから農業できるわけじゃない
もちろん農業経営や先進的な農業に触れたり、販売できたりするかもしれないけど、
あくまで体験どまり。
知識があっても、実践は全く違います。
よくある例えが、経営や経済を大学で学んだ人がみんな、お金持ちになってないのと一緒。
調理師学校行った人全員が卒業後、自分のお店を開いてもうまくいかないのと一緒。
本当に農業で食べていくのは、農業で売り上げている、稼ぎに行ってる農業を経験したほうがいい。
どんだけ大変か身を持って知ることができるし、鍛えられます。
個人農家さんのところで研修は?
→研修なんで、受け入れの農家さん人件費の負担がありません。
だからタダで人に手伝ってもらえるから、実践的じゃない。
なまぬるいというか、やさしくなっちゃう。
けど、自分で払ってるとなると、その人の分も稼がないといけないからそりゃ対応が変わります。
厳しくなります。
なので、個人農家さんであっても、年間で雇用してるところがいい。
季節雇用は?
ダメ。年間で。そっちのほうが流れも経験できます。
ですので、農業法人で仕事するのをおすすめします。
実際に農業法人で働いてみると…
この農業法人でいろいろとあなたは現実を目の当たりにします。
「こんなに体を動かすのか…」
「休みが無い…」
「暑い中、朝が早くから夜遅くまで仕事かよ」
「給料が低い…」
「人あたりが強すぎ…」農家さんクセが強い人います。
ここでフィルターにかけられて、「農業、やっぱ向いてないかも…」って気持ちになって、
やめていく人も多いかと思いますが、
その時点であなたの「農業で生きていきたい!」という気持ちはそれまでだったという証拠です。
そこまで想いが強くなかっただけです。
農業始めたい想いは大事
想いが強ければ、「それでも農業で生きていきたい!」ってなって、努力していくと思います。
「どうしたら、体力つくかな?」
「どうしたら農家のリズムに合わせた生活ができるかな?」など
この考えが独立後、農家としてやっていくときにあなたの武器になっていきます。
本当にあなたのやる気を発揮するのはここから。
独立後です。
そのときにに出てくる課題が、次の3つ目のチャプター、1人の農家としてやっていくときの課題の内容に入っていきます。
1人の農家としてやっていくときの課題(みっつめ)
サラリーマンとフリーランスとは本当に雲泥の差でして、いかにサラリーマンが恵まれた環境だったかを知ることとなります。
サラリーマンはイヤな仕事でも、行けば毎月お金が入りますけど、
フリーランスは自分でお金を生み出しにいかないといけないです。
自分で農作業をする判断もしなければなりません。
やったことが全て、水の泡になることもあります。
でも「農業始めたい!」
そんなあなたはもう大丈夫。
その「農業始めたい」という気持ちさえあれば、いろんな問題、課題を解決しにいくと思います。
これからいろんな課題が出てきますが、それぞれにおける対処法は他の記事でも書いています。
そちらをぜひ、ご覧ください。
終わりに
いかがでしたか?
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
あなたにとって、僕のこれまでの学びや経験、考えが参考になれば幸いです。
それではまた別のコンテンツでお会いしましょう。
終わります。
「もっと、農業に夢中になっちゃおう。」
みなさんに、もっと、農業に夢中になっていただきたい想いで、
いろんな農業に関する情報発信をしています。
【ゆびあぐり】のSNS一覧
https://lit.link/yubiagri
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
written by 農業、始める