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4月のすももの農作業は何をしたらいいのか?(ぶどう、もも、さくらんぼ、かきも)

4月のすももの農作業

みなさん、4月の農作業は慌ただしくなっていませんか?
今月も、作業を忘れないようにすももの作業内容を確認していこうと思います。

今回の内容をご覧いただくことで、4月にやることがしっかりとわかるようになります。

僕は15年近くすもも農家やってきましたが、もうルーティーン化されてますんで、
自分の経験談を踏まえつつ、みなさんと共有していきたいと思います。

話の流れとしては、

  • 前半:すももの作業内容
  • 後半:ぶどう、もも、さくらんぼ、かきの作業内容

後半に関しては、必要最低限の要点だけ紹介します。
また、僕は山梨で農業やってますんで、山梨基準で紹介します。

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4月のすももの農作業は何をしたらいいのか?

  • 剪定した枝を片付ける
  • 4月中旬に防除を行う
  • 草刈りを行う
  • すももの摘果(仮)

剪定した枝を片付ける

まだ剪定した枝が畑にありますので、片付けていきます。
もう雑草が生えてきているんで、枝が絡まってきて大変になりそうですね。

4月中旬に防除を行う

これが今月のメインの作業になります。

なんの防除?

アブラムシ対策です。
新芽が出始めて、アブラムシが付きやすくなってきますので、
手遅れになる前に散布していきます。

どんな農薬を使うの?

僕は、アブラムシ対策でモスピラン顆粒水溶剤を4000倍希釈します。
これのみです。

灰星病や花腐れ対策とかで、殺菌剤は使わないの?

例年、殺菌剤は入れてないです。
ただ、数日間、雨が多かったりする場合には入れようかと思います。
今現時点(2023.4.3)では花もそこまで症状が出ていないので、入れないつもりです。

殺菌剤なら何を使う?

アミ10(アミスター10フロアブル1000倍)かインダーフロアブル5000倍です。
アンビルフロアブル1000倍もいいと思います。

農作業中にキジがいた

草刈り

とうとう今年最初の草刈りが始まります。
以前、3月の予定を確認するときに

”おそらく4月のすももの授粉が終わって、摘果に入る直前に草刈りすると思います。”
って言いました。
まさに実行に移します。

だいぶギシギシとか、カラスノエンドウとかが繁茂し始めて来てますよね。
草刈りしたいところですが、希望としてはなるべく遅めでやりたいです。

なんで遅めにやりたいの?

さっき言いました、「摘果に入る直前」にやりたいんですね。

なんで直前がいいの?

摘果のときにはずっと摘果に集中していたいためです。
摘果しているシーズンに、「草が伸びてきたから刈らなきゃ…」っていうのは避けたいんですね。

綺麗に草を刈って、伸びる心配がないうちに摘果を済ませて、
摘果が終わったら、草刈りモードに入る
っていうふうにした方が効率的です。

4月のすももの誘引

すももの摘果(仮)

(仮)っていうのは、4月に摘果始められそうなくらい、今年(2023)は早いんですよね。

いつもは?

例年は5月のGWあたりからすももの摘果を始めています。(山梨の場合)

どうなったら摘果始めるの?

ちょうど受精果、不受精果の見分けがはっきり分かる時期です。
これが山梨ですと、5月のGWあたりなんですね。

ただ今年は早いんで、もしかしたら4月末から手をつけられえるかもしれませんね。

まとめ

ここで、最後にふりかえっておくと
4月のすももの作業は何をしたらいいのか?

  • 剪定した枝を片付ける
  • 4月中旬に防除を行う
  • 草刈りを行う
  • すももの摘果(仮)

でした。
ここから話の後半に入っていくんですが、ぶどう、もも、さくらんぼ、、かきの4月に行う作業を紹介してきます。


4月のぶどうの農作業は何をしたらいいのか?

  • 枝の誘引
  • 芽かき
  • 4月下旬に防除を行う(展葉5〜6枚)

枝の誘引

まだ棚に誘引していない場合には、萌芽する前に枝を棚に留めていきます。
テープナーとかで行います。

なんでとめるの?

とめていないと、芽が出た時に強風であおられたら、枝が棚上で暴れて芽がかけちゃうおそれがあります。

芽かき

これがメインイベントですね。

なんのためにやるの?

  • 樹勢の調節や新梢の強さをそろえるため。
  • 新梢が混み合わないようにするため。

長梢仕立ての場合

新梢の伸び具合をみながら芽かきしてください。

新梢が強そうなら、芽かきはあまりやらなかったり、ちょっと遅らせたりして
栄養を使わせて落ち着かせます。
新梢が弱そうなら、早めに芽かきをやって、気持ち多めに芽かきをすることで、
残った新梢に栄養が効率的に使われるようにします。

しっかりやるって?

萌芽した芽のうち、先端側から2つ残して1つ欠くを繰り返します。
つまり、3、6、9芽を欠いてください。

あと、基部2芽を欠きます。
その理由としては、強い枝となって樹勢が乱れるためです。

短梢仕立ての場合

短梢の場合、そもそも樹勢がかなり強い仕立てなんで、芽かきは遅らせます。

どれくらい遅らせる?

展葉10枚くらい、棚に新梢を誘引できる長さになったら、誘引をしながら芽かきをします。

4月下旬に防除を行う(展葉5〜6枚)

この防除は、黒とう病、べと病対策です。
初期防除が肝心なので、気持ち早めに行います。

何を散布する?

ドーシャスフロアブル2000倍とか、アリエッティ水和剤800倍とか散布します。
オンリーワンフロアブル2000倍もいいですね。

4月のすももの摘果

4月のももの農作業は何をしたらいいのか?

  • ももの授粉
  • 4月中旬に防除を行う

ももの授粉

すもものやり方とほぼ同じです。↓
https://nougyou.net/pollination-of-plums/

4月中旬に防除を行う

すももと同じ、アブラムシ対策と灰星病(花腐れ)対策です。

何を使う?

アブラムシ対策でモスピラン顆粒水溶剤2000倍
灰星病対策でアミ10を1000倍ですね。
すももと同じですが、使用される農薬のラベルをしっかり確認してください。


4月のさくらんぼの農作業は何をしたらいいのか?

  • さくらんぼの授粉
  • 4月上旬と下旬に防除を行う

さくらんぼの授粉

さくらんぼは本当に実がつきにくいイメージがありますんで、丁寧に何度もやっていきましょう。

4月上旬と下旬に防除を行う

具体的には、開花前と開花後です。

Q.なんの対策?

灰星病(花腐れ)対策とハマキムシ対策です。

Q.何を散布する?

灰星病対策には、オンリーワン2000倍とかフルーツセイバー1500倍を使用します。
ハマキムシ対策には、サムコルフロアブル10を5000倍がいいかと思います。

4月の農作業のひとつ

4月のかきの農作業は何をしたらいいのか?

  • 4月中旬に防除を行う

Q.何の対策?

カキクダアザミウマ対策です。
防除って、なんでもそうですけど初期防除が肝心になってきますので、
こちらも展葉始めにはしっかり防除していきましょう。

Q.なにを散布する?

モスピラン顆粒水溶剤4000倍

終わりに

いかがでしたでしょうか?

ここまで聞いていくと、
気温が上がってきているんで、病害虫も発生し始める月なんですよね。

先ほどもお伝えしましたが、初期防除が肝心なので、散布時期が遅れないようにしてきましょう。
僕も、自分自身に強く言い聞かせます。

こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
参考になりましたら幸いです。

youtube↓
https://youtu.be/uBBfVrOfLR8

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ご覧いただきまして、ありがとうございました。

written by 農業、始める

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