農作業を早くするために意識してた1つのこと
農作業を早くするために意識してた1つのことをお伝えします。
この内容を聞いていただくことで、農作業が早くなり、余った時間を有効に使えるようになると思います。
特に農作業が間に合わないあなたや、早く終わらせたいあなたにとって参考になれば幸いです。
目次
結論:無駄な動きを無くす
農作業を早くするために意識してた1つのことは、無駄な動きを無くすです。
急いでやろうとすると、慌てて体がやたら動くことがありますよね。
その割には、作業の速さはそこまで変わらない。これはコスパが悪いです。疲れるだけです。
逆に体をやたら動かさないで、必要最低限の動きをすることで効率的に動けて、農作業が進むようになります。
気づくと、周りの人よりも早くなっているかもしれません。
体験談:ぶどうの傘かけ
このことに気づいたのは、僕の農業法人時代の実体験です。
ぶどうの畑で横一列5人で、傘かけをやっていました。
傘かけとは、ぶどうの房を雨から守るために紙製の傘をかける作業です。
僕は一生懸命にやりましたが、どう頑張っても、隣にいた当時40歳の女性スタッフには追いつけませんでした。
彼女は流れるような動きで傘かけをしていました。
前掛けから傘を取り出して、ぶどうにかけて、ホチキスで止めて、次に進む。
そのサイクルを絶対に止めませんでした。まったく体の動きに無駄がなかったのです。
それを見てから、僕も彼女の動きを真似しました。
最初はぎこちなかったですが、徐々に体が慣れてきて、うまく動けるようになりました。
結果的に彼女を追い抜いてしまいました。
応用:手と足を分離する
僕はさらに早くなる方法を見つけました。
それは手と足を分離するということです。
手の作業が絶対に止まらないように、足で移動していくということです。
例えば傘かけでは、目の前のぶどうに傘をかけたら、もう次にかけるぶどうを決めておいて、そのぶどうの位置へ足で移動して傘をかける。
そしたらまた次へ行くということを繰り返します。
このようにすると、作業は止まりませんし、進みが早くなります。
さらに言えば、その場から動かないで、周囲のぶどうに傘をかける。
かけ終えたら、また動かなくてもたくさんかけられる位置に移動して、動かずに傘をかけていくということです。
これはかなり早いです。
ぶどうの傘かけを例にして話しましたが、なすの芽欠きやすももの摘果など、他の農作業でも同じことが言えます。
とことん無駄な動きがないかどうか考えて、農作業すると今までよりも早く作業ができるようになります。
終わりに
いかがでしたか?
農作業を早くするために意識してた1つのことは、無駄な動きを無くすことでした。
さらに言えば、手と足を分離することでした。
この意識を持つことで、農作業が早くなり、体も楽になります。今までよりも1秒早くなれば、同じ作業を繰り返す農作業であれば、チリツモで早くなります。
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
参考になりましたら幸いです。
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written by 農業、始める