農業始める前にやっておけば戦力になった仕事は？
私は農業を始める前に、社会経験は無く、 農業以外の仕事もほとんどしたことがありませんでした。 そのため、農業を始めてから、色々なことに苦労しました。
そこで今回は、私が農業を始める前にやっておけば戦力になった仕事を４つご紹介したいと思います。
それでは、早速見ていきましょう。
目次
１．広告の仕事
広告の仕事というと、テレビや雑誌などのメディアで見かけるような 大規模なものをイメージするかもしれませんが、 私が言いたいのはもっと身近なものです。
例えば、チラシです。 自分の農園を宣伝するために、チラシを作成して配布したり、郵送したりすることは よくありますよね。
農業法人時代にて
私は農業法人に入ったときに、「あなた若いからパソコンできるでしょ？やってよ」と言われて チラシ作成を任されましたが、全くやったことがなかったので、本当に苦労しました。
チラシ作成には、デザインのセンスやPCソフト（アドビのイラストレーター）の使い方だけでなく、 印刷業者への入稿手順や料金なども知っておく必要があります。
紙媒体の有用性
チラシはオフラインで手渡しできるフリーペーパーとしては非常に有効な媒体です。
特に食に関心が高いご年配の方は、ネットよりも紙媒体を好まれる傾向があります。
私はマルシェや直売所で立ち寄ってくださったお客様に対して サッと渡していましたが、それがきっかけで注文や問い合わせが増えました。
広告の仕事をしていれば、より魅力的なチラシやブランディングができたのではないかと思います。
２．Web制作の仕事
Web制作の仕事というと、自分の農園のサイトを作ることです。
これも広告の一種ですが、ネット上で自分の農園を知ってもらうためには欠かせません。
私は自分でサイトを作りましたが、これもまた苦労しました。
サイト作成にはHTMLやCSSなどのプログラミング言語やWordPressなどのCMS（コンテンツ管理システム）を 使えるようにならなければなりません。
SEO対策の重要性
また、サイトを作っただけでは意味がありません。
SEO（検索エンジン最適化）対策をして、検索結果で上位に表示されるようにしなければなりません。
私は自分で勉強しながらやりましたが、専門的な知識や技術が必要です。
Web制作の仕事をしていれば、より魅力的で検索に強いサイトが作れたのではないかと思います。
３．営業の仕事
営業の仕事というと、自分の農産物を買ってくれる取引先を開拓することです。 これは農業に限らず、どんなビジネスでも必要なことです。
私は営業の仕事が苦手でした。 電話のかけ方や話し方がわからなかったし、 いきなり「僕のすもも、買ってくれませんか？」と言っても 相手にされないことが多かったです。
営業の仕事をしていれば、効果的なアプローチや交渉の仕方がわかったのではないかと思います。
４．八百屋の仕事
八百屋の仕事というと、青果物を売る仕事です。 これは農産物の流通や販売に関する知識や経験が身につく仕事です。
私は自分の農産物を直接お客様に売ることもありましたが、 どうやって訴求するかやどうやって商品を並べるかなど 全くわからなかったです。
八百屋の仕事をしていれば、対面販売のコツやマーケティングのノウハウがわかったのではないかと思います。
終わりに
いかがでしたか？
以上が私が農業を始める前にやっておけば戦力になった仕事です。 農業以外の仕事は、農業の世界に入ってからはなかなか経験できないものです。 しかし、それらは農業を成功させるためには非常に重要なスキルです。
私は農業を始めてから、独学でこれらのスキルを身につけようとしましたが、 時間も労力もかかりましたし、プロには敵いませんでした。
もし私と同じように農業を始めようと考えている方がいれば、 ぜひこれらの仕事を経験してみてください。 それがあなたの農業に大きなプラスになると思います。
もちろん、農業自体も体力や栽培技術など多くのことを学ぶ必要があります。 しかし、農作業はやっていれば自然と身につくものです。 畑だけでなく、畑の外にも目を向けてみてください。 そこにはあなたの農業を支えるための貴重なスキルがあります。
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
参考になりましたら幸いです。
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written by 農業、始める