動力噴霧機の正しい使い方と手順【初心者向け】
今回は、動力噴霧機の使い方という内容です。
みなさんの中で、「農薬散布、初めてだ!」という方や、
「でも使い方が分からない…」という方いませんか?
今回の記事をご覧いただくことで、使い方がわかるようになります。
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目次
動力噴霧機の使い方
作業順に6つの項目にわけます。
- 軽トラの荷台に乗せるもの
- 確認すること
- エンジンのかけかた
- 噴霧のしかた
- 終わるとき
- 洗うとき
軽トラの荷台に乗せるもの
- 水のタンク
- 動噴
- ホース
ホースをタンク内に入れたとき、必ずホース類は束ねてください。
また、タンク自体にもくくりつけておくと安心です。
確認すること
- 調圧弁ハンドル「始動」の位置(立てる)
- 圧力調整ニギリは「0」
- 元コック閉じる
- ドレンプラグ締める
- ノズルコック締める
エンジンのかけかた
- スイッチオン
- スロットルレバーを「半開」
- チョークレバーを「全閉」ただし、エンジンが温まっているときは「開」
- リコイルスタータグリップを引く(※2、3回スターターを引いても始動しない場合は、燃料の吸いすぎになって、始動しにくくなる。)
- エンジンがかかったら、チョークを「開」で。
始動後は、スロットルレバーを低速側にしてから3〜5分ほど暖気運転してください。
噴霧の仕方
- スロットルレバーを「高速」
- 調圧弁ハンドル「加圧」にする
- 圧力調整ニギリを回して、好きな圧力にする。(2.0でやってます)
- 元コックを開く
- 先コックを開く
- ノズルから噴霧開始
終わるとき
- ノズルのコックを閉じる
- 元コックを閉じる
- 圧力調整ニギリをゼロに。
- ハンドルを「始動」にする
- スロットルレバーを「低速」にして2、3分クールダウン(エンジンの寿命が長くなる)
- エンジンスイッチをオフ
これまでの逆の順序です。
洗うとき
- 薬液は畑に捨てる。
- ホース類をタンクから出す。
- タンク内をよく洗う。
- タンクに水を入れる。
- 吸水ストレーナーのみ、タンクに入れる。(排水ホース、攪拌排水ホースは外へ。ノズルも開いた状態で外へ)
- エンジンをかける。
- スロットルレバーは「低速」
- しばらく、薬液がなくなるまで(透明な水になるまで)排水を続ける。
この間に、軽トラ洗ったり、レインコート洗ったりしています。
無くなったら、
タンク内の吸水ストレーナーを取り出します。
ホース類から水が出なくなったら、エンジンを停止。
ドレンコックを開けておきます。
ホース類は動噴本体から外しておきます。
以上が、動力噴霧機の使い方と手順でした。
続いて、農薬散布に関しての補足を付け加えます。
補足
農薬散布するときの服装
- ゴム手袋
- 長靴
- 農薬マスク
- 帽子
- レインコート(その他)
- ゴーグル
散布のしかた
畑の奥から、散布をしていきます。
理由としては、先にホースを出しちゃえば、楽になるからです。
畑の手前からやると、その都度ホースをひっぱったりしなきゃいけなくなりますので、手間です。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
参考になりましたら幸いです。
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ご覧いただきまして、ありがとうございました。
written by 農業、始める
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