マルシェに出店したのに、全く売れないのを経験して
「マルシェに出てみたけど、全然人が寄ってくれない…」
「全く売れなくて、かなりつらい」
って経験ありませんか?
自分もそういう経験しましたし、実は今年、今まで行ってことがなかったマルシェに出店しまして、同じ思いをひさびさに経験したんですね。
マルシェに出店してみて、なかなか売れず、「どうしよう…、このままじゃ全部ロスになっちゃう」って
焦りました。当時も同じ経験してます。
ただ今でこそ、10年以上マルシェに出店してみてお客様がついてくれたり、よく売れるようになってきましたが、
最初のころは全然でした。
ただ、全く売れなくても、出店当初、お客さんを見ていて気づいたことがあったんです。
そこからコツがつかめて、次第に売れるようになっていきました。
目次
マルシェに出店したのに、全く売れないのを経験して
人が人を呼ぶ
僕がマルシェに初出店したとき、売れ方に波がありました。
売れるときは売れるけど、売れないときは全く売れない。
時間帯の問題なのかな?って思いましたけど、人が多いときでも売れないときは売れない。
そこで気づきました。
誰か1人でも立ち寄ってると、その後ろに人が寄ってくるってくるんです。
つまり、「人が人を呼んでくる」んですね。
だから、「いかに目の前に立ち寄ってもらえるか?」が本当に重要なんです。
マルシェのお客さん目線だと
お客さんの立場からすると、誰かそこにいてくれた方がのぞきやすかったり、興味がわいたり、行ってみようかなって気持ちになります。
そして売れるチャンスが次から次へと生まれて、売れるときはどんどん売れていくんですね。
逆に、ブースの前に人がいなかったら、お客さんとしては興味あっても行きにくいし、風景化して気づきもしなかったりして、素通りされます。
そもそもですが、目の前に立ち寄ってくれてる人がお客さんになりうるわけで、
目の前に人がいなければ買われることはありません。
かなり当たり前のこと言ってますけど、本当にこれが重要で、
誰もいないときに「いかに目の前に立ち寄ってもらえるか?」が最初の問題なんですね。
僕が実際にやったこと
「じゃあどうしたらいいの?」って思われるかもしれません。
当時、僕なりにいろいろ実践してみて効果があったことがいくつかあります。
それが次のとおりです。
- サクラを立たせる
- 試食させる
サクラを立たせる
友人や知人、お手伝いしてくれてる方がいたら、ブースの目の前に立ってもらいます。
もしくは、ブース内に居てもらって、僕自信がお客さんのふりをして外に出ます。
これだけでも、かなり効果がありました。
そしてお客さんが来たら、そっと横にずれて、また商品をじっと見定めているようなふりをします。
このときブース内に戻っちゃったら、そのお客さんは「私だけになっちゃった汗」ってなって、その場から立ち去りたくなります。
そうせずに、お客さんにとって居やすい環境を作ってあげる意味でも、サクラを立たせるのは効果ありです。
試食させる
ちらっと見てきた人、興味ありそうな顔をした人に「ちょっと食べてみます?」と声がけします。
すると「いいんですか?」ってかたちでブースに立ち寄ってくれます。
そして食べている間にお話しをすることで、その人がずっとそこに居てくれて、
そうなると他のお客さんも入りやすくなります。
これも効果的です。
もしくはブースの外で試食を渡して、「つまようじのゴミはあそこに捨ててくださいね」といってブース下にあるゴミ箱を指差して、ブースに立ち寄るアクションを作ります。
あとの流れは同じくです。
他には?
これは以前のポッドキャストでもお話ししましたが、目をひくディスプレイ(僕は山盛りしました)で目をひかせたりしました。
まとめ
いったん話を振り返っておくと、
マルシェに出店したのに、全く売れないのを経験して
気づいたことは人が人を呼ぶこと。
まず立ち寄ってもらうのに効果的だったのは
- サクラを立たせる
- 試食させる
ここまで聞いて、「逆にやっちゃいけないことってあるの?」って思われるかもしれません。
実際に僕がやってみてダメだったこと、またお客さんの立場でマルシェを見て「ここは行きたくないな」って思わせたことがあります。
それが次の話に続いていきます。
やってみて逆効果だったことは?
- 声がけ
- じっとしている
声がけ
「いらっしゃいませ!」「おいしいよ!」はNGです。
逆にお客さんを追い払っているようなもんです。
「でも八百屋のおじさんとかそんなじゃない?」
他にお客さんが立ち寄ってるから、目をひかせるためにいいかもしれませんが、
誰も立ち寄っていないのに、それをやられると効果ないです。
例外があります
子供がやると「あら、かわいい」で寄ってくれたりしますけどね。
基本的に人って、自分で「こうしたい」って決めたいんで、
相手に「おいしいからおいで!」って言われると、
無理やりやらされてる感が出て、それで嫌になっちゃうんですよね。
あくまで「あ、おいしそう。のぞいてみよう」って自ら決めてもらうのが大事です。
じっとしている
無表情でじっとこちらと見られても、威圧感あります。
かといって、笑顔でじっとこちらを見られても、ちょっと気持ち悪いです。
逆に一番いいなって思ったのは、何か作業をしている状態です。
伝票書いたり、商品ならべたりとかしているとき、お客さんは「マークされていない」
「ターゲットにされていない」と安心感が生まれて、立ち寄りやすくなると思います。
話がずれますが、マルシェのブース内に誰の姿も見えないのも良くないと思ってます。
そもそも人がいることで、注意があつまりますし、
人がいなかったら、それこそ風景化してしまいます。
まとめ
やってみて逆効果だったことは?
- 声がけ
- じっとしている
終わりに
いかがでしたか?
こんな感じで、農業にプラスになりそうなことをコンテンツにしています。
あなたにとって、僕のこれまでの学びや経験、考えが参考になれば幸いです。
それではまた別のコンテンツでお会いしましょう。
終わります。
「もっと、農業に夢中になっちゃおう。」
みなさんに、もっと、農業に夢中になっていただきたい想いで、
いろんな農業に関する情報発信をしています。
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ご覧いただきまして、ありがとうございました。
written by 農業、始める