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まわりの農家よりも、良いものを作らないほうがいい話【しんどいだけです】

こんにちは、ゆびです。
今回は「まわりの農家よりも、良いものを作らないほうがいい」という、ちょっと逆説的なテーマについて、僕自身の体験をもとに整理してみます。

直売所やマルシェで販売していると、
「自分より安い人のほうが売れている」
「もっと良いものを作れば売れるのかな?」
こんな不安を感じること、正直あると思います。

僕も就農したての頃、まったく同じことで悩みました。


「もっと良いものを作れば売れる」の落とし穴

直売所の販売員さんから
「いいものを作れば売れますよ」
と言われること、ありますよね。

もちろん、おいしさは大前提です。
ただ、「大きくて」「傷がなくて」「見た目が立派で」という部分は、思っているほど決定打にならないと、僕は感じています。

なぜなら、
自分が一段階レベルを上げても、
その上をいく農家さんは必ず現れるからです。

  • もっと大きい
  • もっときれい
  • もっと完成度が高い

そうなると、終わりのない品質競争に入ってしまいます。
正直、かなり消耗します。


価格を下げても、同じことが起きる

じゃあ価格を下げればいいのかというと、
これもまた厳しい現実があります。

価格で買う人は、
もっと安いものが出れば、そちらに移るからです。

一時的には売れても、

  • 燃料代
  • 資材代
  • 箱代

こういったコストが上がる中で、
ずっと安さで戦うのは、やっぱりしんどい。


僕が行き着いた結論は「戦わない」こと

そこで僕が行き着いたのが、

他の農家さんと戦わない売り方

です。

つまり、
「品質」や「価格」で競わない、という考え方です。

じゃあ何で選ばれるのかというと、
それはストーリーだと思っています。


唯一無二なのは「農産物」じゃなく「あなた」

正直に言うと、
農家同士がこだわる細かい差って、
一般の人にはほとんど分かりません。

実際、プロの卸業者さんでさえ、
生産者が思うほどの違いを感じていないこともありました。

一方で、こんな経験はないでしょうか。

  • 知り合いが作っている野菜
  • 友人がやっているお店

それだけで、
「ちょっと買ってみようかな」
と思うこと。

これは、その人を知っているからです。

誰が、どんな思いで作っているのか。
そこに価値を感じて、人は選びます。


直売所でもできる「ストーリーの伝え方」

直売所で毎回立って説明するのは、現実的じゃありません。
だからこそ、

  • 顔写真入りのPOP
  • 農園の簡単な紹介
  • SNSやホームページへのQRコード

これだけでも、全然違います。

「誰が作っているのか」が見えるだけで、
価格や見た目だけの比較から、一歩抜け出せます。


まとめ:良いものを作る前に、知ってもらう

僕が伝えたいのは、
「手を抜こう」という話ではありません。

最低限の品質は大事。
でもその上で、

周りより良いものを作ろうとし続けると、しんどくなる

ということです。

あなたの農産物には、すでに価値があります。
足りないのは「品質」ではなく、
知ってもらう機会かもしれません。

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この話を動画で見たい方へ

参考までに、今回の話はYouTubeでもご覧いただけます。
ぜひチェックしてみてください。

👉 まわりの農家よりも、良いものを作らないほうがいい話【しんどいだけです】
https://www.youtube.com/watch?v=pJL1EiU_3aQ

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