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剪定の種類について

農業していると、剪定の切り方の呼び名っていろいろありますよね?
似たような名前で、たまにこんがらがったりしませんか?

僕自身、以前、造園屋さん、植木屋さんと話をしたとき、なんか話が食い違ったりした
経験があるんです。
なので、今回、剪定(切り方ですね)の種類を整理したいと思います。

前半で、剪定の種類の概要、そしてくだもの農家編、植木屋さん編にわけて、
後半で、くだもの農家と植木屋さんとの剪定のくい違いを
話していきます。

剪定の種類について

大きくわけて、2種類の切り方しかありません。

1つ目は、「枝の途中で切る」切り方
2つ目は、「枝の根元で切る」切り方です。

たった2種類です。
ただし、「枝の途中で切る」切り方は、一年生の枝、夏場に伸びた枝は問題無いんですが、
一年生の枝よりも前に伸びた枝に関しては枝の分岐点で切ります。

くだもの農家編

それをふまえた上で、「くだもの農家さん」にはどんな切り方があるかというと
「枝の途中で切る」切り方には、「切り返し剪定」、「切り戻し剪定」
「枝の根元で切る」切り方には、「間引き剪定」があります。

「切り返し剪定」は、1年生の枝の途中で切る切り方です。
「切り戻し剪定」は、1年生の枝よりも前に伸びた枝の部分で切る切り方です。

そして、「間引き剪定」はそのまま、枝の根元で切る切り方です。

さらに「切り戻し剪定」には「切り上げ剪定」と「切り下げ剪定」があります。
これは読んで字のごとく、枝の先端の方向を変える剪定でして、
「切り上げ剪定」は、枝の方向を上向きに、「切り下げ剪定」は、枝の方向を下向きに変えます。

以上が、「くだもの農家さん」の切り方です。

植木屋・造園屋編

続いて「植木屋さん・造園屋さん」にはどんな切り方があるかというと、
「枝の途中で切る」切り方には、「切り戻し剪定」、「切り替え剪定」
「枝の根元で切る」切り方には、「すかし剪定」があります。

「切り戻し剪定」は、1年生の枝の途中で切る切り方です。
「切り替え剪定」は、1年生の枝よりも前に伸びた枝の部分で切る切り方です。

この「切り替え剪定」も読んで字のごとく、枝の先端の方向を変える剪定ですね。

そして、「すかし剪定」はそのまま、枝の根元で切る切り方です。
以上が、「植木やさん・造園屋さん」の切り方です。

まだ「くだもの農家さん」には「先刈り」とか、「植木屋さん」には「刈込」とかありますが、
ここでは割愛します。もっとこんがらがるのでね。

ここまでが、前半の内容でした。

ただ、ここまで聞いて

なんか、同じ名前があって、意味が違うのがあるって気づいた方がいらっしゃるかと思われます。
そうです。「切り戻し剪定」はくだものの剪定と庭木の剪定では意味が違います。

整理すると、「切り戻し剪定」の意味は、
くだもの農家さんでは「1年生の枝よりも前に伸びた枝の部分で切る切り方」
植木やさんでは「1年生の枝の途中で切る切り方」です。

そりゃ、お互い話をしてると内容が食い違いますよね。

なので、僕なりに提案します。呼び名を統一したいと思います。
まず「枝の途中で切る切り方」に関してですが、
1年生の枝の途中で切る切り方、これを「切り詰め剪定」
1年生の枝よりも前に伸びた枝の部分で切る切り方、これを「切り替え剪定」

次に「枝の根元で切る切り方」に関しては「間引き剪定」
これが結構、読んで字のごとく連想しやすい名前じゃないかなと思いますね。
どちらでも使えますし、意味が通じやすいかと思います。

以上が後半の内容でした。
参考になれば幸いです。

written by 農業、始める。

https://youtu.be/JlSPkhhvxho
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